| 2004.2月某日 忙しくなってきた毎日のメニュー
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| 6時起床、8時朝食、9時半〜11時リハビリ、12時昼食、13時半〜16時まで憎っき、膝曲げ屈伸機械のリハビリ、終了後足熱クールダウンと血圧上げる為安静、18時夕食、21時消灯。
おちおち昼寝しているヒマもなし。。。
足以外は元気なのに、友人たちのお見舞いも断らなければならず、寂しい毎日。
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| 2004.2.4(水) リハビリを1Fの広ーいリハビリ室でやることに。 |
膝のすぐ上の腿からの指令?がうまくいっていないらしく、足があがらない。
低周波の電気をあてることになり、7Fの入院患者用のリハビリ室から、電気のある1Fのリハビリ室(外来用)へ移ることになった。
(前担当のイケメントレーナーと1Fで再会!!)
その為、13時〜15時がリハビリ。 15時〜17時までがCPMでの膝曲げリハビリとなった。
午前中はヒマになったが、午後がさらにハードスケジュール。
しかも午前中は見舞い時間NGなので、またまた誰にも会えず。。。 |
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| 2004.2.5(木) リハビリT先生からの課題 |
| 現在の膝曲げ角度60度。
1月に登場した“ホレホレおやじ”は、110度も曲がっており、それに比べ私の膝曲げ角度が全然進まないことに、主治医S先生&K先生よりリハビリT先生に“ハードにせよ”との指示が入ったらしい。
そんなー!! だって“ホレホレおやじ”は私みたいに膝や足首骨折やっていないし、3箇所折れただけじゃん!
来週の火曜日までに、80度曲がらなければ、リハビリT先生より“ガキッ”と曲げられる“おしおき”をされるとのこと。
夜中、ベット上で自主トレに励む。 途中、見回りの懐中電灯に照らされ、ナースを驚かすことに。。。。
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| 2004.2.6(金) 不覚にも。。。。。泣いた。(T□T) |
リハビリ室にK先生が現れ、いきなり私の膝曲げ角度チェックが始まった。。。
約束は来週の火曜日だよねーと思いつつ、、、怪しい雲行き。。。
でもでも来週って約束だしーって信じていたのに、いきなり“ガキッ”と“おしおき”された。。
『痛ーい!!(>_<)』 『ウソつきー!!』 すごく痛かった。 泣いた(T□T)
痛くて涙が出たより、昨日寝ずに自主トレやって今朝も自主トレやってがんばったことが無駄に終わってしまったことと、約束を簡単に破られたのが悔しくて悔しくて、涙が出た。 うっ、うっ、うっ。
気持ちがおさまったところで、恐らく目が赤いよなー、病室に帰るとき、誰にも会わないようにしなくちゃと、まずは車椅子トイレに入って鏡を見て確認しようと、車椅子を走らせる。
が、そういう時に限って! 今日の担当看護師Oさんに見つかる。 私の目を見て思わず『CPM持ってくるね。。。どうしたの?』
『鬼軍曹におしおきされた』 『じゃぁ、CPMできるようになったらコールしてね』 『うん』
しかたない、このままベットに戻るか。。。
そこへ、私の担当チームのS尾先生がやってきた。
担当看護師Oさんより看護師さんたちに伝わり、たまたまいたS尾先生に『なぐさめに行ったほうがいい』とお尻を押され、きたらしい。
『あの。。。ね、リハビリの先生も○○さんが憎くてやっているわけじゃないし。。。』
(先生、私子供じゃないんだから。。。別にもう涙おさまっているし、ちょっと涙出ちゃっただけなのに。。。ハァー、先生にも連絡いってしまったか。。。どうしよう?
おおごとになっている? ひょっとして)
『僕もさ、どっちかっていうと、いじめキャラの方で慰めキャラじゃないんだけど、皆が“行け、行け”言うからさー..................。』
一生懸命慰めようとしていて、言葉が見つからない先生を見ていたら、可笑しいのと恥ずかしいのと混ざって涙が出た。 『先生、もう全然大丈夫なんだから。。。大げさな(笑)』
その後、その涙もS尾先生より、看護師さんたちに『よけいに泣かしてしまった!』ということになり。。。
そんなことになっているとはつゆ知らず、CPMで膝曲げも終了して、すっかり忘れていたら、今度はゾロゾロと、担当の先生たち全員が現れ。。。主治医S水先生、K所先生、M本先生、S尾先生、K野先生勢揃い。
5人から注目される。。。目のやり場に困る。(なんだか“いたずら”を見つかったガキのような気分)
(あー全員に知れ渡ってしまったのか。。。たいしたことないのに、、、どうしよう?)
仕方なく、愛想笑い。
S水先生 『CPMやりたくない。。。とか?』
『へっ? そんなこと言ってないです。 もう大げさなことになっちゃって。。。全然平気です』
(どういう話になっているんだろう?)
とりあえず先生たちを帰らせ、ホッ。
夜、見舞いに来た家人に4Fの“携帯可能エリア”で、これこれしかじかと説明して大笑いしていたら、 帰宅していく先生軍団と鉢合わせ。 バツが悪いなー
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| 2004.2.11(水) 膝曲げの痛み止めのため、エピを入れられる。。。(>_<) |
“おしおき涙事件”後、“号泣”などしてないと弁解しても信じてもらえず、今後の膝曲げについて先生たちで相談したようだ。。。。
その結果、背中から入れるエピという“硬膜外麻酔” を入れることになってしまった!!
骨折している右足の方だけに効かすらしい。 (そんなことできるんかい!)
麻酔科へ行き、痛み止めの注射を背中へ(この注射が痛いのよ〜涙)。
そして麻酔のチューブを入れる。。。そのままベットに20分間寝て、その間5分置きに血圧を測る。
右足に麻酔が効いているか確認される。 なんとなく感覚がないような。。。
左足にも少しは効いてしまうらしいが、その時は感覚があり、自分で車椅子に乗れた。
病室にも自分一人で帰れると言ったが、整形の看護師さんが念のため、迎えに来てくれた。
『自分のベットにも一人で移動できるよ、大丈夫だよー』って言って、立ち上がった瞬間、“へなー”
麻酔効いていないハズの左足が 効きすぎて、腰が立たない!! (>_<)
看護師さんがついていてくれて良かった。。。一人だったらコケてたよ。
こんだけ効いているんだったら、右足の膝曲げは全然痛くないだろうと期待していたら。。。“痛い!!”
効いて欲しい方の右足があまり効いてない!! しかもチューブ刺さっている腰が痛い!!
これじゃ一人でトイレにも行けないし、だめじゃん!!
整形担当のM本先生に訴えて、麻酔科の先生に取り外す指示をしてもらった。
麻酔科の先生がやってきたが、くどくどと説明し始めて、『取り外しの連絡がきたけれど、また入れなおすのも痛いでしょ。明日まで様子見て』と。
(だって効いてないじゃん、右足!! それにM本先生から“取り外し”指示出てるでしょ。。)
いろいろ言っても、なんだか即、外したくないらしく、ぐだくだ言っているように思えたので、頭きて、
『明日までガマンします!』と言ってしまった。。。。(涙
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| 2004.2.12(木) 結局、エピを取り外し |
朝、M本先生が来てくれた。。。『エピ、取ってもらわなかったの?』
『何だかグダグタと取りたくないようなこと言ってたから、頭きて今日までガマンした。 腰痛くて夜眠れなかったよー、M本先生〜』と甘える。
患者の痛みをわかるM本先生は、私の背中からエピを外してくれた。。。うっ。うれしい。
『もうエピは二度と嫌だ。。だってまた入れて良い方の足にしか効かなかったら最悪〜』
その後、再度エピを入れるという話が主治医S水先生より出たが、“意味ない!!”と拒否。
M本先生の助言もあり、入れることはなくなった。 ホッ。
ぐたぐた言っていた麻酔科の先生も、反省? したのか謝りにきた。
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| 2004.2.16(月) 車椅子から松葉杖に。(右足は地面につけない。0加重だ!) |
主治医より、2週間後をメドに松葉杖が安定したら退院し、しばらくは毎日通院と言われる。
“創外固定”の刺さっているピンは毎日消毒した方が良いと。 膝曲げも充分でないので、できれば毎日リハビリも受けてほしいと。
『毎日???』 ＼(◎o◎)／！
この状態(右足を地面につけない)でか? 不安、不安、不安。。。
退院はうれしいけど。。。。
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| 2004.2.17(火) 転院をすすめられる。。。(別名:肩たたきにあう、とも言う) |
主治医S水先生も、自宅からここの病院まで、毎日通院するのは大変だろうと心配してくれて、自宅の近所の整形外科病院にリハビリ通院をした方が良いのではないかと言ってくれた。
自宅の最寄り駅に、たまたまここの病院出身の先生が開業している病院があり、S水先生がそこへ電話してくれて、いろいろ聞いてくれた。。。
が、そこの病院のリハビリ室には、“理学療法士” がいないと。
私の“膝曲げ”には、“鬼軍曹”のような“理学療法士”がいないとダメだそうだ。。。
近所の大学病院はどうだ? と聞かれたけれど、そこは骨折した北海道から電話した時に『断られた!』ところなので、絶対嫌だ。。。それに、こことは系列の違う大学病院同士だし、リハビリだけ受けて、レントゲンや手術は、こちらの病院で。。。。って、なんとなく、先生によっては面白くないと思う人もいたら嫌だなーとか。
S水先生にそんな不安も相談したら、『ご自宅からはさらに遠くなりますが、私が週一回勤務しているS病院に1ヶ月転院(入院)しますか?』
今の病院では、手術を待つ人が大勢いるので、ある程度良くなったら、退院しなければならない。
大学病院なんて、そんな感じだよね。
どうしよう? 転院先は行ったこともない町(たまプラーザ)なんだよねー。 車だと自宅からは30分位だけど、電車だとすんごい不便。
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| 2004.2.19(木) 約1ヶ月半ぶりのシャワー(ケガしたのが冬でよかった) |
シャワー許可が出て、右足を腿の上までデカイ袋(ゴミ袋70L用)で包み、セロテープのデカイものでグルグルに巻いて止める。
ガムテープだと水が染み込んでダメらしく、セロテープの強力版を使う。
椅子に座りシャワー浴びた。うれしか〜!!
この病院では、シャワーは予約制で、私の入院した南病棟は“火・木・土”。
着替え時間も入れて一人の持ち時間30分だ。
せわしないシャワーだが、人数が多いんだもん。 しかたないね。
シャワー室は、シャワーカーテンで区切られて、2人まで入れる。 もちろん、男女は別だ。
シャワー許可出てない人は、一日おきに“身体拭き”、1週間に一回“足浴”、1週間に一回“シャンプー”がある。
移動式シャワースタンドで、ベットで寝ながら…だったり、車椅子に座ったままシャンプーをしてもらえる。
一人でシャンプーできる人は、給湯室に洗面コーナーがあり、シャワーも付いているので、そこで自由に頭を洗える。
今日はリハビリ時間以外にもリハビリのT先生が現れ、「さっ!練習だ!!」。
松葉杖で1時間歩き、へとへと。 スポ根みたいだった!! グロッキー!!
T先生も無事退院(転院?)できるように、練習させてくれているんだね。。。忙しいのに、ありがとう。。。先生。
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| 2004.2.20(金) 転院することにした。 |
入院していれば保険から、『入院給付金』も出るし、毎日通院することを考えれば、自宅は恋しいが、あと一ヶ月入院することにした。
ここまできたら、2ヶ月も3ヶ月も一緒だー!!
転院先には、主治医S水先生が週1回来てくれるし、土日外泊OKだし、なんとか1ヶ月ガマンするか。。。。
夜、S水先生に時間をとっていただいて、カンファレンスルームで話す。
『退院して、近くの別の大学病院でリハビリだけ受けるのは、行きづらい。 また手術はこの病院だし、なんていうか、その病院では“おいしいところだけ持っていって”って思わないかなー。 大学病院同士だし』
『医者として、そういう態度をとってはいけないのが普通だが、そういうことがままあることも。。。悲しいが。。。ごめんなさい。 ○○さんがね、たまたま行った時にあたった先生がそんな態度をとって、嫌な思いをしないとも言えないところが。。。』
やさしく説明されて、少しウルウル(涙)。。。。。最近、涙もろくなったなー。
『先生、決めたよ!! 先生が週1回いらっしゃる○○○病院に転院する! その方がずっと先生に診てもらえてて安心だもん。』
『わかりました。 ベットは空いていると思うので、病院へは私が連絡しておきます。』
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| 2004.2.22(日) 病室で、誕生日を迎える。。。 |
家人が3時にケーキと赤飯(おかん特製)を持ってきてくれた。
しかもケーキは、わざわざ多摩センター“グラン・クリュ”まで行って、私の好きな“博多の石畳(チョコレートケーキ)”を買ってもってきてくれた。。。。うっ。
病室並びにある、テーブルのある部屋で、二人でケーキを食べる。
紙皿とフォークも持ってくるとこなんざ、抜け目ないね。。。。たまにはやるじゃん。。家人も。
昨日は、別館8Fのレストランで夕食に海老ドリアを食べられたし、うれしい。
別館までの移動はかなり疲れるのだが、食べ物のためなら…エンヤコーラ!
。。。この頃はまだ骨折の右足を地面につけず左足の片足のみの松葉杖状態。 ここでコケたら“創外固定”のピンで骨が……危ないので、長い距離移動は車椅子を使用。 トイレも車椅子で。
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| 2004.2.23(月) 膝曲げのおしおき。。。パート1 |
リハビリで恒例の膝曲げが終り、ほっ!としてたら、Dr.K所が膝曲げ確認にきたので、再度、おしおきを受けるハメに。
さっきより曲げられ、あまりの痛さに叫ぶ! でも止めてくれない。
手をバタバタさせていたら、私の右手が思わず、先生の腕をつかみ、思いっきりつねってしまった!!
これで止めてくれるかと思ったけど、先生もガマン強い。
終わったあと、一応、『先生、ごめんね。 つねっちゃって。。。』と謝っておいた。
全然痛くない顔していたけれど、かなり痛かったと思うよ(^_^;) |
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| 2004.2.24(火) 膝曲げのおしおき。。。パート2 |
今日も恒例の膝曲げ。 先生が膝をぐぐっと押して曲げて5秒間ガマンするのだが、今日は“10秒”だった!!
うっ! 痛い!!
手をバタバタさせる。。。。今日は先生も自分の腕をつねられないようにしているらしく、腕が見つからない。。。
そこで、たまたま手があたった先生のお尻をつねってしまった!
先生、、、、ごめん。 |
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| 2004.2.25(水) 膝曲げのおしおき。。。パート3 |
今日はさらに強烈な膝曲げだった。
しかもだ、お尻も隠されて、つかむ(つねる?)ところがなかった。。。。。
ほんと、今日は痛かった。。。。リハビリが終わっても痛みが残った。。。 |
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| 2004.2.26(木) テープはがしの地獄。 |
| 最近やたらと右足のスネが毛深になってきてる。
シェーバーで、お手入れしようにも例の“創外固定”がジャマして剃れない。
先生たちにも、剃って傷つけたところからバイ菌が入るといけないので、剃るのはガマンしなさい! と言われる。
でもさ、見た目も嫌なんだけど、足の消毒時、ガーゼーを止めているテープをはがす時が地獄なのよ。
痛いよ! あまりに痛いので、自分で一気にはがすことにした。
しかーし、なんで剛毛な毛が生えてくるんだか。。。。オヤジの足みたいだよ。 恥ずかしい。
主治医曰く、ケガすると何故だか毛深になると。 そうなんだ。。。守ろうとしてか?
横で聞いていた担当医の一人、Dr.S尾「もともと。。。なんじゃないの?」 ………(ーー;)
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| 2004.2.27(金) ここの病院での最後のリハビリ |
最後のリハビリの時間...
T先生の膝曲げ、おもいっきりくるかと思いきや軽かった! 聞くともうだいぶ曲がっているからね..と。ほめてもらった。なんか寂しいね。 T先生。。。ありがとう。
転院先のトレーナーはどんな感じか? 不安…
この時点での膝曲げ角度120度。 |
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| 2004.2.28(土) 退院し自宅へ帰る。。。。明日は転院先へ入院 |
| 今日、リハビリ仲間のAちゃんとともにマリアンナを退院した。
主治医Dr.S水以外の担当医(Dr.K所、Dr.M本、Dr.S尾、Dr.K野←主治医含め計5名のチーム)が今日は、消毒時に来てくれたので、挨拶。。。
私「転院しても何かあったら、また戻ってきますから。。。(^^)v」
Dr.「来なくていいよ。拒否するから。。。(笑)。 1泊3万円の個室なら入ってもいいよ」 。。。ホントに素晴らしきDrたちだわ。
昼は家人と別館8Fのレストランで、2ヶ月ぶりのラーメンを堪能し、帰宅。 夕食は寿司だ、寿司。。。エヘヘ、まぁね明日からはまた病院食だし。
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